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投資ってどうやってはじめたらいいの!?

興味はあるけどよくわからないという方のためにマネックス証券の松崎裕美さんに質問をぶつけてきました!

【前編はこちらから】

回答者
マネックス証券株式会社 営業企画部 PR担当 松崎裕美

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Q. 投資をするうえで、感情に流されない方法ってある?
A.ルールを徹底する。「逆指値」注文は有効な手段。

 投資には感情のコントロールが大事。そう肝に銘じておくべきなんですね。

「そのとおりです。投資の世界には、こんなことわざもありますよ。

『アタマとシッポは、くれてやれ』

儲かっているときでもしつこく追いかけず、アタマ(=最高値)の部分はくれてやるつもりで利益を確定させる。損しているときは、シッポ(=底値)に行き着く前に損を確定させる。そうした客観的なルールを自分に課しておくべきです」

でも、いざとなると頭に血が上って、冷静さを欠いてしまいそう。

「でしたら、引き際については前もって決めておくのも手。『逆指値』注文を入れておくという方法があります。株の売買には、『成行注文』と『指値注文』があります。成行はまさに今、株を買ったり売ったりすること。

成行はまさに今、株を買ったり売ったりすること。その時点の株価で売買が成立します。指値のほうは、売買価格をあらかじめ設定して注文の予約をするやり方。

例えばある銘柄を、100円の買いで指値注文しておく。と、株価が100円より安くなれば注文が成立し約定します。100円の売りで指値注文の場合は、その銘柄が100円より高くなったら約定します。設定した範囲内で株を『安く買い、高く売る』ことができるのです」

ずっと株価の動きを見ていられるわけじゃないのだから、指値注文を出しておくのが賢いやり方かも。では逆指値注文とは?

「100円で買った株を、130円まで上がったら売って利益を得たいが、90円まで下がれば損切りしたいとします。その場合、130円の売り指値と、90円で売りの逆指値をすることができます。これをツイン指値といいます。

『ここまで下がったらあきらめる』というラインに逆指値を設定しておけば、損を許容範囲で確定できます。株価が上がっている状況なら、『ここまで上がればもうじゅうぶん』というラインで利益が確定できる。『アタマとシッポはくれてやれ』という格言を、自動的に実現する仕組みのひとつです。」

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