−苦しい時に消費者金融へ駆け込むと言うとリスク高そうに聞こえますが、『マネーの拳』的には正解なんですね。
友達がそんなことやってたら僕は普通に怒ると思うので、一般的には不正解かも。(笑)
ケンが会社立ち上げてから上場するまでのエピソードはほぼ全部参考にしてます。ピクシブは上場してないから、ケンの会社が上場してからの事は全然わからないけど。
−経営以外の部分で参考にしているエピソードはありますか?
塚原会長が、会社経営が軌道に乗ってきたケンに向かって「馬買え」って言うところかな。その時「金持ちは文化を守る義務がある」って言ってて。馬を買うと会社潰れるっていう人いるけど、その逆の話をするんです。
僕は彼らのような金持ちではないんですがpixivというサービスで生活している以上、なるべくpixivユーザーの描いた絵は買うようにしています。もちろんpixivユーザー以外の絵も買ったりしています。絵は昔から好きですが絵を買うことについてはむしろ頑張って買ってるって感じです。
でもアーティストは売れなかったら次の作品を作れないし、買うことによってまた新しい作品をつくるためのモチベーションになれば、と思ったりしてます。…というのもありつつ、絵は置いておくだけで良いものですからね。
−それでは最後に、『マネーの拳』をどんな人に読んでもらいたいか教えてください。
絶対に読むべきなのはこれから起業する人。あと起業したばかりの人。スタートアッパーだね。こんな言葉あるのかな?
なんか『マネーの拳』の話してたら上場したくなってきた…いや、やっぱり別にいいか(笑)
−上場する時は「『マネーの拳』を読んでたから上場した!」って言ってください(笑)本日はありがとうございました!