『マネーの拳』。それは“大学受験”の『ドラゴン桜』、“投資”の『インベスターZ』と、漫画界のフロンティアを開拓し続ける三田が描いた経営漫画である。
元ボクシング世界チャンピオンのケンが、思わぬきっかけで手に入れた一億円をもとにアパレル会社を立ち上げて経営者としても成功していく過程を描いている。
今回はそんな『マネーの拳』を愛する経営者の一人、片桐孝憲氏にお話を伺った。ピクシブ株式会社代表取締役社長を務める片桐氏は、『マネーの拳』を現副社長と一緒に読みながら起業したという筋金入りの愛読者。イラストサイト「pixiv」を運営し、今や世界規模で活動するピクシブ株式会社。
インタビュー後編である今回は、片桐氏が「マネーの拳」を読んで考えたお金と文化の哲学をお届けする。