4日目
日本VSアメリカ
待ちに待ったWBC準決勝日本戦!
【試合結果】
4回オモテ:アメリカ1点先制
6回ウラ:日本は菊池のソロホームランで同点
8回オモテ:アメリカが1点を追加
日本投手陣のピッチングは冴えわたるも、打撃が振るわず逆転ならず。
1-2でアメリカが勝利。
【三田の解説】
ロサンゼルスの雨とともに、悔し涙で終わった日本チーム。僕にとっても二大会連続で準決勝敗退の無念を残す結果となりました。
現地では、昼に雨が降り出し、「これは投手陣にとって、恵みの雨」と、今日の日本はツイていると感じました。事実投手陣は完璧。アメリカに2点は満点のピッチングでした。問題は打撃陣。4安打では勝てない。前回のプエルトリコ戦の敗戦の教訓が全く生かされていない。大一番で最も重要な戦略は、チーム全員の意思統一。目的を「勝つこと」と明確に定めて、全員が同じ戦法を取り、愚直に最後までやり抜くことです。
果たして攻撃で徹底した逆方向のバッテイングの意識があったのか、大いに疑問。僕の見たところでは全員バラバラ、唯一ピッチャー返しを貫いたのは、秋山ただ一人。結束力を強調してきた日本チームは肝心なところでひとつになれない、相変わらずの悪いクセが出た、
そう思わせる非常に悔いの残る残念な試合でした。
決勝:アメリカVSプエルトリコの様子も、追ってお伝えします!