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2017/01/16

道塾学園投資部&『ダイヤモンドZAi』編集部が選ぶ まず読むべき株の入門書10冊!

「全体像をつかむには」「チャートを学ぶには」と、ジャンルごとに最良の10冊を選定!!
どれから読んでも大丈夫なので、好きなものから手に取ってみよう。

株の全般

『めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版』
ダイヤモンド・ザイ編集部篇/ダイヤモンド社

株の魅力や買い方などのノウハウを、イラスト満載の〝オールフルカラー〟で解説してくれる。「そもそも株ってなに?」という基礎の基礎から「株価チャートのテクニック」といった本格的なワザまでを網羅。分かりやすさを徹底的に追求しているので、株を始めるときの「最初の一歩」には最適だ。現在は2013年改訂第2版が刊行されている。最新のトピックスを盛り込み、例に挙げる銘柄も現在注目度の高い「引きのある」ものに変えてあるので、株の”いま”を知るのにも役立つ。

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株のチャート

『たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版』
ダイヤモンド・ザイ編集部篇/ダイヤモンド社

株価チャートの見方に特化した本。株価チャートは実は、日本人が作ったもの。見方のルールをいくつか覚えるだけで、投資家の心理まで透けて見えるようになる。手っ取り早く株の売買タイミングを学ぶにはこれが一番いい。初心者はつい、どの銘柄を買うかに集中してしまうが、株で勝つにはどんなタイミングで売買するかのほうが重要。その判断材料としてチャートはもってこいだ。

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株の格言

『復刻 格言で学ぶ相場の哲学』
鏑木繁著/パンローリング

投資の世界には格言がたくさんある。損切りの重要さを指す「見切り千両」、人に追随していては利が得られないことを指す「人の行く裏に道あり花の山」など、語呂のいい思わずうなる言葉を多数掲載。それぞれの格言は人生訓としても読める。相場は人生と似ていることまで実感させられる。

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株のマンガ

『マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾』
ホイチョイ・プロダクション著/ダイヤモンド社

漫画で株式投資の仕組みを丸ごと学べる一冊。主人公の女子高生が学校で株を学んでいくストーリー。投資に直接関係のないドラマも進展するので、ふつうに漫画を楽しみながら、自然と株のことも覚えられてしまうのがうれしいところ。女子高生たちが鶏肉を調理する場面で、「すき焼き」にするか「水炊き」にするかでポン酢の価値が乱高下するといったストーリーで株価変動の本質を説明したりと、漫画ならではの分かりやすさをたっぷり活かしている。

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株の小説

『波の上の魔術師』
石田衣良著/文藝春秋

ドラマ『ビッグマネー!』の原作小説。ひとりの若者が株に精通する老人と出会い、株価操作で大銀行に復讐を目論むストーリー。株をやる人間のリアルな姿が描かれ、そこに石田衣良らしい「青春」「恋愛」要素が加わっている。
夢中に読んでいるうちに、株への興味も湧いてくる。

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株のアノマリー

『株のジンクス』
吉野貴品著/日本経済新聞出版社

身の回りの出来事と株の動きの関係性(アノマリー)を、データから丹念に読み解いて紹介してくれる。「平均睡眠時間が減ると株価が上がる」「落し物と株価の関係」「サッカー・ワールドカップで相場は動くか」といった、想像もつかない結びつきが明らかにされる。それぞれの項目には、銘柄の具体的な例やデータが付されていて信頼できる。
こうしたジンクスだけをチェックして株を買えるかどうかは難しいところだが、身近なものから株を考えていく習慣づけをするにはもってこい。

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株の名投資家

『1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則』
桑原晃弥著/ソフトバンククリエイティブ

投資の神様ウォーレン・バフェットの言葉とその解説を、見開き2ページずつさらりと読みやすく並べてある。「投資の世界には見送り三振がない」「10年間株を持ち続ける気持ちがないなら、10分でも株を持とうなどと考えるべきでない」など、彼の考え方を短い言葉に凝縮されている。いつもバッグのなかに入れて持ち歩き、折に触れパラパラとめくっていれば、投資に臨む心構えが自然にできてくる。人生に対する見方まで広がりそうな名言がたくさん含まれている。

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株の行動ファイナンス

『行動ファイナンスで読み解く投資の科学 ”お金は感情で動く”は本当か』
大庭昭彦著/東洋経済新報社

経済学や心理学によって、人がお金についてどう意思決定するかを探るのが「投資の科学」。「人は合理的であろうとするが、時によって非合理で感情的になる」ことを、さまざまな例を引いて、なぜそうなってしまうのかを教えてくれる。難しい分野の話ではあるけれど、競馬のオッズや恋愛・結婚のルールといった例えが意外で、しかも興味深く、すんなり入り込める。投資の心理をじっくり考えてみるには格好の一冊。

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株の歴史

『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい株式の本』
上野泰也著/かんき出版

株の歴史を知るならこの本。株式はどこで、どのようにして生まれたのか。ルーツはオランダの東インド会社にある。インドや東アジアへの航海がビッグビジネスになっていたものの、難破などのリスクも高かった。そこで、たくさんの人が少額で出資できるようにするアイデアとして株式が考案された――といった話をまとめて読める。株式用語も平易に解説してあって重宝する。

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株の銘柄選び

『5700人の社長と会ったカリスマファンドマネージャーが明かす儲かる会社、
つぶれる会社の法則』藤野英人著/ダイヤモンド社

5700人の社長に面会してきたファンドマネージャーが企業の見分け方を指南してくれる。「自社サイトに社長の顔写真やメッセージが掲載されていない企業は信用できない」、「受付嬢が美人すぎる企業は問題あり」など、視点がとにかくユニーク。ウェブサイトやオフィス、店先といった、誰でも見ることができるところにヒントが転がっていることを教えてくれる。書かれていることを少しずつ実践していけば、投資家としての視点を磨くことができる。投資する銘柄を選ぶ際に、大いに参考になる。

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つぶれる会社の法則』の購入は
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