『インベスターZ』15巻が10月21日に発売になった。チェックしていただけただろうか?
インベスターZは投資についての知識に加え、ビジネスのことや、お金にかかわる歴史などの内容を含んでいて、「タメになる」「勉強になる」漫画だという言い表されることが多いが、あくまでもこれは「漫画」。「漫画」には魅力的な登場人物がいて面白いストーリーがないとダメだ。
ストーリーに出てくる一人一人の登場人物たちには「キャラ」があり、それらが絡まったときに「ストーリー」が生み出される。キャラが魅力的であるというのは必須項目。何か人間味を感じさせられる要素が入っていなければいけない。
そう。インベスターZにも、漫画の中に入れ込まれた知識の豊富さだけでなく、キャラの部分にも、面白く読める要素がちりばめられているということを君に知らせたい。いや、君はもう知っているかもしれない。でも、伝えさせてくれ。
主人公財前とともに、メインとしてストーリーを展開させていく登場人物たちといえば、道塾学園投資部のメンバー。この投資部のみんな、いろいろ隠された設定があり、そこからキャラが生み出されている。インベスターZ初心者のあなたに投資部のみんなを紹介していくぞ!
1巻・第1話
では早速だが、インベスターZの中で非常に目立っている存在であり、一番のイケメンであり、主人公・財前にビシッと名言をはくキャラクターについてだ。
いつでも前を進んでいる力強い存在…
それは彼、そう
1巻・第2話
神代圭介!
道塾学園投資部の主将であり、高校3年イケメンである。
財前にキツい一言を浴びせる立場でありながら、いつでも言う内容は納得できる合理的なものばかり。神代を見るためにインベスターZを見ている人も少なくない。
1巻・第1話
出会ったばかりの新入生に向かって「お前はカモ」と言い切る神代恐るべし…。
また2巻では、の株取引が終わった財前に対して翌日までにどの銘柄に投資するか挙げてくるという課題を突きつける神代。徹夜でレポートを作成した財前に対して…
2巻・第12話
厳しい…っ!!非常に厳しい!!
財前、よく部活やめなかったな…(財前は厳しくされると生意気だから逆に燃えていた)
そんな神代は道塾全体で運用している3000億円のうち、50%を占める1500億円を運用している投資部主将である。
2巻・第14話
辛口を叩くだけあって、それ相当の男なのである。
何よりかっこいい。
投資してるのに気の弱い奴?!
次期、主将となる高校2年生の渡辺信隆。
そんな渡辺のキャラといえばこちらであろう。
1巻・第3話
ずっとしている素振り。
4巻・第31話
4巻・第26話
完全に気が小さい。完全にコンサバ系。
1巻・第3話
「キエエエエエエエ!」
はっきりいって、渡辺のキャラは美味しい。多額の資産運用をしなければいけない立場でありながら、気が弱くコンサバ系の渡辺。彼はあらゆるところで、安全な橋を渡ろうと必死。加えて財前の生意気さに一番喰らいついていくのも渡辺。実はインベスターZで一番の愛されキャラなのではないだろうか…。
この渡辺が次期主将になったらどうなってしまうのだろうか?!というのは第143話で見られるぞ!
優しそうに見えて実は恐い?!
高校1年生、富永大貴。 富永は道塾投資部の席において、財前の向かいに座っている。したがって、よく大きいデスクトップの脇から顔を覗かせてくるのが印象的。
1巻・第3話
5巻・第1話
13巻・第115話
あまり出番がなく、顔を覗かせてくる先輩というイメージしかなかった富永だったが、10巻になりメキメキと頭角を表した、それがこちら
10巻・第2話
え?為替のスペシャリストだったんだ?!
インベスターZでは「実はこんなにスゴイ人だった?!」というキャラが後にわかることがある。富永…10巻の時を経て目立ててよかったな…。
10巻・第83話
お…結構キビしいぞ?! これには財前もガッカリ。
10巻・第83話
ここで生意気な財前は黙っちゃいない。急に表情が変わって厳しくなった先輩に対して、「ことごとく論破してやる!」という思考回路につながるのはさすがである。キャラ守り通している。
本当は富永は基本こわくはない!お茶目な富永をどうぞ。
10巻・第81話
かわいい
キレイ好きな陰キャラだったはずが?!
中学3年、安ケ平慎也。 安ケ平も初期あまり注目を集めていない部員の一人である。しかし、キャラという面では初期から描かれているものがあった。それは…
1巻・第7話
お…?
1巻・第7話
!!!!!!!!!???????????
すごくシュッシュしている。
気づいた方は気づいたかもしれない。この安ケ平の行動を。
財前はこう解説する。
3巻・第21話
このようなゆるキャラかと思われていた安ケ平だったが、なんと思わぬ展開になる。
安ケ平のおばさん登場!!!!!どんなおばさんなのか…と思ったら
第140話
だいぶアクの強いおばさんだった。 ゆるキャラの奥に控えた親戚の存在を出してくるとは、恐れ入った。
謎多き男、月浜蓮
中学2年生、月浜蓮は主人公・財前の1学年上で、一番財前に近い存在として描かれている。最初、投資部に財前を連れていったのも蓮だった。
1巻・第2話
初日で麻雀につられて入部してしまった財前とは打って変わって、蓮はすぐには入部しなかったようだ…。冷静沈着で感情に流されない人間なのだ。
しかし、蓮の入部までのストーリーはどんなものだったのだろうか…。気になる。
4巻・第27話
卒業後海外の大学で再生医療を学びたいというとても堅実な夢を持つ蓮…。すごい…かっこいい。
しかし、こんなに財前の近くにいるキャラの蓮なのに、あまり素性がしれない。
例えばコレ
7巻・第60話
蓮はなぜ一人で北海道まで出てきたのだろうか?家族に何か謎が隠されているのか…?
中学2年生ながら投資部の中でもひときわの冷静さと分析力を持っていて、それでいて謎が多い男である。
というわけで、今回は投資部のキャラ立ちについて紹介した。いかがだっただろうか?
中学生と高校生という若い世代にもかかわらず、莫大な資産を運用している道塾投資部のメンバーたち。さすがに大人びてはいるが、一人一人が人間味を持っていて親しみが持てる。うん、これからも頑張ってくれ!道塾学園投資部!
超タメになって、超面白い漫画。それがインベスターZ。キャラにも注目しながら読んでみてくれ!
◇インベスターZ超試し読み◇
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