面白くて超タメになる漫画×Webメディア

『インベスターZ』で投資部は、約3000億円の資産を運用している。目標利益は年間240億円。 規模が大きすぎて個人投資家の参考にならない! と言わないでほしい。主人公の財前は、投資部に入った当初は株式投資のことを何も知らない“ど素人”。投資の初心者だったが、先輩たちから知識を得て、どんどん成長していく。『インベスターZ』には、財前が学ぶ「株初心者向けの知識」がたくさん詰め込まれている。抜粋して紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

636f6d69632d706167652d7265766973696f6e2f37333036392f31343034373038383933636f6d69632d706167652d7265766973696f6e2f37333037372f31343034373038393331

前回は、株の売り方について勉強した。今回は株の売買取引を支えるネット証券口座について紹介する。ネット証券の選び方は投資スタイルによって全く異なるため、ポイントを押さえながら、ネット証券選びの参考にして欲しい。

1.取引金額によって選ぶネット証券は違う!!

ネット証券の選び方は株式の売買でどれほどの金額を動かすのか、つまり約定金額(売買取引が成立した金額)によって異なる。というのも、手数料が証券会社によって異なるからだ。

たとえば、10万円以下の取引金額なら、松井証券で手数料が0円だ。取引金額をこのあたりでよく行うのであれば、同社は選択のひとつとして考えられるだろう。
また、20万円以上50万円以下の場合であれば、カブドットコム証券は250円と下記の手数料表リストの中では、最も手頃な価格だ。自分が取引する金額を踏まえたうえで、証券会社選びを検討してみよう。

screenshot_2016_10_7-1
各社ホームページの情報を元に作成

2.便利なツールで簡単に投資がしたい!

できるなら楽して投資がしたいと思う人も中にはいることだろう。そんな人はネット証券が持つ、取引ツールに注目するとよい。ネット証券各社にはそれぞれ独自の取引ツールが存在するが、チャートの表示方法や注文方法など会社によって異なる。

たとえば、マネックスであれば、新マネックストレーダーという取引ツールが使われているが、使用料は無料で銘柄の検索機能でアナリスト評価に基づく検索ができるなど、情報に関して株初心者には充実の機能を備えている。岡三オンライン証券は上記の手数料表では価格が高いが、取引ツールがその分充実しており、新取引ツール「岡三かんたん発注」は文字やボタンが大きく初心者にやさしい作りになっている。詳細について知りたい人は是非各社のHPで確認してみてほしい。

3.ミニ株をやりたい!

大きな金額を動かすことに抵抗があるという人にお勧めするのが、ミニ株だ。

株式取引で売買される売買単位のことを単元株と呼び、通常1株、100株、1000株という単位で数えられる。これらに満たない数の株のことをミニ株(別名:ワン株)という。そもそも資金がない人やまずは小さい額からはじめたいという人にはうってつけのサービスだ。今回、調査対象にしたネット証券ではすべてミニ株を買えることができる。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-06-12-22-28-pm-1
各社ホームページの情報を元に作成

 

上記の手数料をまとめると、
~2万円までであれば、最安値がSBI、マネックス、カブドットコムの100円。
~3万円までであれば、最安値が、SBI、マネックスの150円。
GMOクリック証券は~20万円までの約定金額のとき、一番手数料が安かったが、ミニ株では割高になっている。このように、単元株で買った場合とミニ株で買った場合の手数料の高低が異なるため、ミニ株をやる人はしっかりチェックしよう。

実はまだまだ投資には種類がある!!
今回は自分で企業研究をして、株式投資をやる人を想定して説明したが、実はプロに任せて投資をすることができる!それが「投資信託」だ。CMなどでも最近よく見るようになったが、いったい投資信託とは何か?株式投資との違いとは何か?次回、投資信託について解説する!

◇インベスターZの購入はこちら↓

 

人気のキーワード
関連記事