面白くて超タメになる漫画×Webメディア

『インベスターZ』で投資部は、約3000億円の資産を運用している。目標利益は年間240億円。 規模が大きすぎて個人投資家の参考にならない! と言わないでほしい。主人公の財前は、投資部に入った当初は株式投資のことを何も知らない“ど素人”。投資の初心者だったが、先輩たちから知識を得て、どんどん成長していく。『インベスターZ』には、財前が学ぶ「株初心者向けの知識」がたくさん詰め込まれている。抜粋して紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

investbuy

株を売ってみる!

「売り注文」の仕方は「買い注文」を行ったことと基本的には同じだ。
参考:株式投資の入門⑤・株の買い方
売り注文でも決めなければいけない3点に沿って見ていこう。

1.銘柄
買って所有している銘柄の中から自分の売りたい銘柄を選ぶだけだ。

2.価格(注文方法によって異なる)
「買い注文」の時と同じように、その時々の市場の価格に従う「成行注文」と、自分で価格を指定する「指値注文」がある。

成行注文」は自分で売りに出すタイミングを決めることができるため、利益が出たらすぐ売るということもできるし、損失を最小限にとどめるということもできる。株価の変動を観察しつつ、売り時を決めて株を売りに出す方法だ。

指値注文」では指定した金額まで株価が上昇すれば売ることができるが、一方、株価がその金額まで上がりきらず下がってしまうと、売るタイミングを逃してしまうことがある。
例えば、株価が上がると見越して株価500円で売り注文を出したとする。だが、意に反して株価は490円…480円…470円と下がっていく。注文が成立しないまま株価がさらに下がっていき損失が大きくなる可能性があるので注意しよう。

そして、売り注文においてはもう一つ重要な注文方法がある。それは「逆指値注文」だ。逆指値注文は、指値注文の反対で株価が設定した金額まで下落したら、その金額で自動的に売っておいてくれるというものだ。これはリスク管理にとても役立ち、上手く利益を確保したり、思いがけず株価が下がったときでも損失を食い止めることができたりするのだ。インベスターZでもこの逆指値注文を使って損失を最低限に収めるいわゆる「損切り」をしている。

songiri

3.株数
売る時の株数においては、その持っている銘柄の株を全て売らなければいけないというわけではなく、全ての株を売りたくはないという場合は一部の株を売りに出すのも可能である。しかし、売買単位が100株か1000株。それぞれの株数以下では売りに出せないので注意。例えば、売買単位が100株で持っている株数が300株ならば、100株、200株、300株というように売ることはできるということだ。

株式投資は法則でやれ!

投資家によってそれぞれ投資のテクニックというのはあるが、インベスターZの道塾で徹底されているのは「株は法則でやれ!」ということ。一切の感情を捨てて、自分の上に法則を置き、法則に従って株の売買をすることだ。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-29-55 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-23-08 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-23-19 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-23-31%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-31-54 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-09-27-15-24-08

株式投資は「買う」ことより「売る」ことの方が難しい。感情に振り回されると、欲が出て売りのタイミングを逃してしまったり、株価の下がったままの銘柄を売ろうにも損失を気にして売れなかったりしてしまう。感情を完璧に自分でコントロールするのは非常に難しい。そこで法則を守ることが役にたつ。自分自身の法則に基づいて株の売買をすることで、感情に振り回されないようにし、いかにリスク管理をするのかがカギとなってくるわけだ。

今回は株の売り方について紹介した。
このような株の売買を行うときに、多くの個人投資家が利用しているのが「ネット証券」。そこで次回は数多くあるネット証券を紹介していこう!

 

◇インベスターZ<1巻>の試し読みはこちらから!

◇インベスターZの購入はこちら↓

人気のキーワード
関連記事