前編では、習慣化の肝は「感情を排除して仕組み化することで習慣を身につけること」とはなしをしたが、とは言っても現実はそうはうまくいかないと弱気になっている人もいることだろう。後編では、習慣化に対する別のアプローチ法をドラゴン桜から紹介しよう。
歯磨きをするように勉強しろ!
インベスターZで貯金は歯磨きをするようにしろと主張するが、この元ネタとも言うべき内容が実はドラゴン桜でも語られている。ドラゴン桜1巻で全く勉強をする習慣のなかった水野・矢島に、桜木は「歯を磨くように勉強しろ」と語る。
やらないと気持ちが悪くなるようになるまでになったら成功だ。そこに至るまでには継続性や努力が必要なのだが、努力してると思いながら努力を継続することはできない。むしろ、本人が努力と感じていないくらい楽しんでいると努力は続くものだ。つまり、習慣化には「努力のエンタメ化」が必要なのだ。
この「努力のエンタメ化」に成功し、東大合格を目指し勉強するようになったのが、水野と矢島だ。
■終わりに
楽しい努力は続くがただただ辛いだけの努力は続かず、習慣化することができない。意志に頼るのではなく、自らの創意工夫で楽しい努力ができるようにすることが習慣化の王道だ。
■ドラゴン桜は大人の勉強にも使える技がたくさん!まずは1巻を!