『インベスターZ』で投資部は、約3000億円の資産を運用している。目標利益は年間240億円。 規模が大きすぎて個人投資家の参考にならない! と言わないでほしい。主人公の財前は、投資部に入った当初は株式投資のことを何も知らない“ど素人”。投資の初心者だったが、先輩たちから知識を得て、どんどん成長していく。『インベスターZ』には、財前が学ぶ「株初心者向けの知識」がたくさん詰め込まれている。抜粋して紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
知ってるようで知らない投資用語を解説!
「聞いたことはあるけど、実はよく分からない…」
「自分では説明が出来ないな…」
そんな投資用語の中から、よく出てくるものを10個厳選。まんがで分かりやすく解説するぞ!
1. 株式会社(かぶしきがいしゃ)
株式会社は株式を発行して、資金を得ている会社のこと。出資者は、自らが出資した額に応じた責任しか負わないで済むかわりに、経営への発言権も保有する株式の量に応じた大きさしか持てない。また経営者は株主総会を開いて、株主から経営方針についての意見を聞かなくてはならない。
2. 東証(とうしょう)
有価証券の取引を行う場を提供しており、東証それ自体も一つの株式会社である。不特定多数の投資の対象となる上場、特に厚く信頼のおける銘柄しか取引されない東証一部への上場は、一流企業の証とされる。
3. 日経平均(にっけいへいきん)
日本経済新聞社が、東証一部に上場している会社の株の中から日本を代表する225銘柄を選んで算出する平均株価。現在の日本の株価、ひいては日本の景気を表す指標とされる。毎年10月の初めに銘柄が入れ替わる。
4. ネット証券(ねっとしょうけん)
インターネットで株の売買を仲介する証券会社のこと。ネットのみのものと、店舗も持っているものと両方のタイプがある。従来の店舗型証券会社に比べて手数料が低いのが特徴の一つ。口座開設も楽で、個人投資家の株式売買の主流になりつつある。
5.6. 利食い(りぐい)・損切り(そんぎり)
利食いは、すでに利益が出ている投資商品を売却して利益を確定させること。いくら高値になっていても、売るまでそれは「絵に描いた餅」であり、1円の利益にもならない。
対義語の損切りは、現状で損が生じている投資商品に見切りをつけて売り、これ以上損失を大きくしないために取引を終えること。
7. 塩漬け(しおづけ)
株価が値下がりし、損失を抱えたまま長期間所有し続けている状態のこと。実現損を恐れるあまりに資金を固定させている状態であるため、他の銘柄で得られるかもしれない機会利益を逃すことにもなる。
8. ボロ株(ぼろかぶ)
企業の業績が悪いなどの理由で株価が100円を割り込んでいるような銘柄を指すことが多い。超低位株とも言い、ふつうであれば手を出し辛い。だが、まれに業績が回復するなどで、一気に株価が跳ね上がることがあり、ハイリスク・ハイリターンの投資として一部では人気がある。
9. 空売り(からうり)
値下がりの時に利益が期待できる反面、時期や値動きの予想を見誤ると大きな損失を出すリスクもある。
10. 利回り(りまわり)
投資の元本に対する利子も含めた年間収益の割合のこと。100万円から投資を始めて1年間で110万になったとすれば、利回りは年10%になる。道塾投資部の目標利回りは、年8%。
以上が、よく出てくる投資用語10選だ! 君は何個知っていただろうか?
投資を勉強し始めても、難しいことが書いてあって敷居が高いと感じてしまう人は多い。しかし、基礎から一つずつ知識を積み重ねていけば、越えられない壁ではないぞ!
引き続きインベスターZでは投資初心者に向けて、投資の基礎を解説していく!楽しみにしていてくれ。
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