【アオイゼミ特別授業】第2回:マンガ家に必要なのは才能よりも圧倒的行動力!

3月中旬、アオイゼミの特別授業の講師として三田紀房が招かれ、授業が行われた。アオイゼミは、中高生向けにライブ授業配信サービスを行う、業界最大級のオンライン学習塾だ。今回は「才能よりも行動力」をテーマにして三田が語る。※本授業はニコニコ動画で配信されており、リアルタイムで視聴者(中高生)の質問を受け付け、答える形式になっている。

創作物でもつまらないものは山のようにある

石井:才能よりも行動力の方が大事ということですが、具体的にはいきなり賞に応募してみるとかそういうことですよね。

三田:そうです。

石井:漫画描いてなんか、ツイッターにアップしてみるとか。

三田:そうです、はじめの一歩は本当にそれくらいからで十分なんです。

石井:自分の場合はいきなり会社つくっちゃうとか、はい。

三田:そうです。ロックバンドで言えば、ギターリストが三つしかコード押さえられないけど、もう曲作ってみるとかね、そういうことですよね。

石井:そうですね、皆さん、なりたい職業ってあるかもしれませんけれども、準備に時間をかけてしまうのは価値がないということですよね。

三田:全くその通りです。だから、なんでもかんでもハードルが高くて、乗り越えるためにはものすごい大変な努力が必要で、それをやった人だけがあのステージに上がれるっていうふうに思わないことですね。ほとんどの人が無意識の内にそういう考えに陥ってるんだと思います。例えば漫画の世界であっても、皆さん、漫画家になることがものすごい大変だって思うわけじゃないですか。

石井:そうですね。僕自身も漫画家になるのって大変だろうなと思います。

三田:なんていうかな、漫画家という、ものすごく高いところにいるもんだっていうふうに思ってるんですよね。でもね、よくよく考えてみると、実はね、漫画の世界っていっても、大ヒット作があって、はっきり言って売れない作品も山のようにあるんですよね。本屋さんに行ってみると、もうすごく売れてる漫画の単行本ありますよね。でもその横を見ると、全く売れてない単行本もいっぱい置いてあるんですよ。あんまり売れてないというと失礼な言い方だけど。

石井:たしかに本屋に行くと実感しますね。

三田:そうですよね。マンガを読んで、皆さんどう思ってるかっていうと、手に取って読んで、「つまんねえな」と文句言ってるわけですよ。「なんだこれ」って。

石井:確かにそうですね。

三田:パッと目を移すと、小説のコーナーがあって、推理小説とかいっぱい並んでますよね。誰が読んでも、もうしょうもないトリックで、「えーっ?」っていう内容で「これでいいの?」と思ってしまう作品が溢れてるわけです。

石井:ええ。「こんなのが落ちかよ」みたいなことは結構ありますね。

三田:よくよく考えてみると、マンガに限らず、映画でもなんでもそうなんですよ。もう映画でも、みんな文句言ってるわけですよ。「なんでこんなもので映画を撮ってんだ」とか「つまんない」とかもう批判が続出するわけですよね。

憧れの業界のハードルも、飛んでみたら
たいしたことない

三田:実は、どの世界も面白いっていうすごい高い評価を受けるものもあれば、実は全く評価されないものもたくさんあるんですよね。そう考えると実はクリエイティブな仕事もそんなにハードルは高くないんですよ。

石井:確かに、そう考えればそうですよね。

三田:ええ。だから、漫画で実例を挙げると、『ワンピース』とか超人気のマンガありますよね。ああいうものでなければダメだって思うかもしれないけど、実は目を移すと、もっと実はハードルは低くて、ちょっとだけポンと飛べば乗り越えられるぐらい、門戸の広さが実はあるんですよね。

石井:確かに。そう考えると本当に一気にハードルは低く感じますね。

三田:まずは「ハードルが高い」と思わないことが大事。頭の中にある前提を疑うんです。

石井:自分も会社つくるときとか、会社をつくると危険だとか、借金まみれになるとか、最終的に自殺するんじゃないかと思ったこともあるんですけど、「いや、全然そんなことないじゃん」って思いました。将来100人雇う会社をつくるっていう人と、ラーメン屋の社長も、同じ社長じゃないですか。そう考えると別にリスクが特別高い訳でなく、誰でも社長になれると思いますね。

三田:そうなんですよ、ええ。だから、会社をつくるって、すごく大変なことって思うかもしれないけど、一人で会社つくる場合もいっぱいあるわけで。

石井:そうですね。30万円出せば社長になれるんで、誰でも。

三田:だから、いかに人がイメージに縛られて、自分の力を制限してしまっているかということなんですよ。最初に困難なものっていうふうなイメージを持たないほうが、僕はいいと思うんですよね。

石井:でも、実際に将来漫画家になりたいとか、イラストレーターになりたいとかいう気持ちがあっても、それこそ親御さんや友達が「なれるわけねえじゃん、おまえなんか」って周囲からの抑制もありますよね。

三田:ありますね。

石井:そういう場合は、別にもう気にしないでやればいいじゃんということですかね。

三田:そうですね、漫画家になりたいのであれば、まず新人賞に応募することです。もうすぐに原稿用紙買ってきてください。

石井:売ってますもんね、文房具屋さんとかにね。

三田:ええ、もう売ってますから。すぐ描くことですね。描いて応募することですね。即行動です。とりあえず、もう描きながらやるみたいなスタンスで良いと思うんですよね。

■終わりに
あなたの憧れの仕事は思っている程、ハードルは高くない。とにかくまずは行動してはじめてみよう。どんなに頭の中で思い描いても行動しなければ何も起こらないし、それは無価値なのだ。あなたが今日からできることは何だろうか。次回は「お金はどうやって生まれたか?どんな意味を持つのか」をテーマに語ります。

▼【特別授業】三田紀房先生×アオイゼミ「自分の将来は[お金]で決めよう!」が以下でご覧になれます☆

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