【株の始め方】④利食いと損切り

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財前
株って買うのは簡単だけど、売るタイミングがホント難しいよなあ。
まあ、それは初心者の誰もが実感することだから仕方ない。そのために利益を確定して売る「利食い」と、買った値段よりも値下がりした株をいち早く売って損失を最小限に抑える「損切り」のルールを決めておくんだ。
財前
でもなんで利食いと損切りのパーセンテージまで決めておくんですか。個別に売りどきを見ていけばいいじゃないですか。会社によっては、すごい潜在能力を秘めていて、どんどん上がる株もあるかもしれないし。何も全部を一括りにして決めなくても……。
お前は自分を過信しているなあ。戝前、学校にはなぜ校則があると思う?
財前
生徒がそれぞれ勝手な行動をしないためかな。
そうだ。生徒全員を信用できるなら校則は必要ないが、いろんな人間がいるし、若いうちは適切な判断をできないことも多い。株も同じで、人間はどうしても感情で動いて判断を間違えるので、あらかじめルールで縛っておく必要があるんだ。
財前
つまり、自分を信用しちゃいけないってことですか。
心理学のプロスペクト理論では、「人間は利得の喜びより、損失の痛みをより重大に感じる」ということが証明されている。例えば、コインを投げて裏表のどちらが出るかを当てるゲームがあるとする。当てたら10万円もらえて、外れたら10万円支払うというルールだ。戝前だったら、このゲームに参加するか?
財前
五分五分の勝率ですよね。僕だったら参加します!
それは相当にギャンブル好きな人間の解答だ(笑)。プロスペクト理論によると、ほとんどの人はこのゲームに「参加しない」と答えるらしい。ところが、条件を「当てたら10万円もらえて、外れたら3万〜5万円支払う」というふうに変えると、参加者が一気に増える。よく考えるとおかしな話だけど、人は冷静な計算よりも感情に従って動いていることがわかる。実際、「損をしたくない」という気持ちが強すぎて、株価が下がり始めても「また上がるはず」と思い込んで売らず、どんどん損失が大きくなるというのはよくある話だ。
財前
確かにゲーキチ株が下がり始めたときはびっくりして、なかなか冷静になれなかったです。
だから特に初心者はルールを守り、売買に慣れる必要があるんだ。
財前
でも僕、ルールに従うのって好きじゃないんですよね〜。まあ、神代さんの指示だからやってみますけど。
お前、本当に自信過剰だなあ(笑)。
神代
こら、二人ともしゃべってないでちゃんと売り買いしろ!
財前
は〜い!
は〜い!

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