夏の甲子園に日本人が魅せられるのはなぜ?『砂の栄冠』が徹底解剖!

夏の風物詩としてすっかり定着している高校野球の甲子園夏の大会。
なぜ日本人がこれほどまでに甲子園に熱中するのか、あなたは考えたことがあるだろうか?
それは夏の甲子園が日本人の美学を投影しているエンターテインメントであることに起因している!その真相を『砂の栄冠』と三田のこぼれ話から解明していこう。

日本人は一生懸命頑張る人を見ると応援したくなる

夏の甲子園という過酷な状況下で実力以外に勝利を左右する要素。
それは決して”運”ではなく、観客に応援され、球場全体を味方につけることだ!

ときとして実力以上の力を球児が発揮したり、大逆転が起こるのは観客の応援によるところが大きい。 今、行われている第98回全国高校野球選手権大会でも同じことが起きており、 Twitterでもその様子を伝えてくれている。

▼2回戦 東邦(愛知) vs. 八戸学院光星(青森)の試合対決から

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夏の甲子園では9回裏までゲームの行方がわからない、この魅力がクセになって甲子園ファンがやめられないという方もいるだろう。


では、応援されるにはどうしたらよいのか?
それは「一生懸命プレーすること」だ。
球場にいる観客は、両チームの応援団とそのどちらでもない高校野球ファンだ。

どちらの味方でもない観客からすれば、強豪チームだが、ダラダラしたプレーをするチームと、 打席に立ったバッターが凡退におわっても必ず1塁まで全力で走るようなチームが戦ったら、確実に後者を応援するだろう。

人はひたむきに一生懸命頑張る人を応援したくなるのだ。
『砂の栄冠』でも、主人公・七嶋率いる樫野高校野球部員たちがその心理を巧みに利用する。

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負けの美学の極致、
それは「甲子園」だった!?


三田の担当編集者が高校野球の面白さについて聞いた話だが、三田いわく「日本には負けの美学がある」という。確かに、日本人にはそれに近い概念である無常観や儚さといった独自の美学が根底に流れている。

猛暑の中、連日連投で体を酷使する投手を見れば、誰だって応援するだろう。また、試合に敗れ、溢れる涙を堪えながら 甲子園の土をかき集める球児を見ればきっと目頭が熱くなるだろう。

日本では勝負に負けたチームが勝利チームよりも注目されることがある。
また、甲子園に対するイメージと言うと、勝利したチームのメンバー全員が投手に駆け寄り肩を組むシーンが思い浮かぶが、それと同じくらい負けたチームの様子が思い浮かぶ。たとえば、泣きながら試合の最後に整列する場面や甲子園の土を持ち帰る場面だ。無意識の内に、負けに対する美学を感じてしまうのが、日本人の本能であり、日本人の日本人たる所以なのかもしれない。

私たちが甲子園に魅せられる理由とは実に奥深いのだ。



■砂の栄冠を読んだ読者は何を想うのか?

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夏の極上エンターテインメント「夏の甲子園」は、砂の栄冠を読めばもっと楽しくなること間違いなし!

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砂の栄冠 第1話



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